TEL0820-72-1441
こんにちは、いずたにです。
昨年仲良くさせていただいた、東京の島々のみなさんが視察先として周防大島へ来られました。
伊豆諸島から、伊豆大島、利島、新島、式根島、三宅島、青ヶ島、神津島、八丈島。
小笠原諸島から、父島のみなさんが参加されました。
で、この視察の企画運営をさせていただきました。
起床4時半。気合い十分で羽田空港へ向かうため山手線へ飛び乗って聞こえてきた車内アナウンス「秋葉原~」
やってしまいました。逆方向へ乗った事に気がつき、急いで進行方向へ(笑)
みなさんより先に集合場所に着いてるつもりが結構来てらっしゃる(汗)
急いで団体予約のカウンターへ。なんか添乗員っぽい。
一行は無事、岩国空港へ到着し、周防大島へ。
昼食は、私の行きつけ『ジョイナス』へ、よくばりプレートで腹ごしらえをし、
お試し暮らしの住居「島暮ら荘」へご案内しました。
一日目のハイライト!
周防大島観光協会事務局長の江良さんに周防大島の名物の「みかん鍋」の誕生秘話と
「サタフラ」概要について伺いました。
事務局長というより、仕掛け人の江良さんに質問が止まりません。やっぱりスゴい人ってことが伝わりました。
参加者さんと乾杯!
名物「太刀魚の鏡盛り」のパフォーマンスをしてくれる山根館長。いつもありがとうございます!
「みかん鍋」を囲んで、参加者の皆さんから「いろんな出汁が出ていて美味しい!」の声。
昨年からずっとお世話になっている東京都島しょ振興公社の百成さん。
たくさん助けてもらいました。ありがとうございます!
周防大島町、椎木巧町長にご挨拶いただきました。
町長、いろいろ大変ですがありがとうございます。
2日目のスタートは、私の所属する「周防大島町定住促進協議会」でこれまでの取り組み
「島時々半島ツアー」や「島コン」などについて、お話させていただきました。
定住促進協議会が発足したのは2012年。地方創生が言われだしたのは2014年。
町長の先見の明です。
参加者の皆さんから活発な質問がたくさんでて、実りある時間になりました。
「KASAHARA HONEY」笠原さんのところに行き、移住したきっかけや起業から現在に至るまでの経緯を話していただきました。
家業を継ぐのがイヤだった青年が継ごうとした経緯は、参考になったと思います!
昼食は「グリーンステイながうら」にて和会席をご用意していただきました。
瀬戸内ジャムズガーデンで代表の松嶋さんに6次産業を起点としたまちづくりについてお話いただきました。
「里山資本主義」を読まれていた方がたくさんいらっしゃったので、生の松嶋さんに会えて感動されてました♪
最後は「宮本常一記念館」へ
学芸員の高木さんから、宮本常一さんのお話をしていただきました。
宮本常一さんが残した資料には、東京の島々の写真もあります。みなさん、真剣に見入ってました。
高木さんのお話って、私や江良さん、笠原さん、松嶋さんみたいに自身の取り組みの紹介ではなく、
あくまでも敬愛する宮本常一さんの言葉を紹介してくれ、時には宮本先生の思いを代弁してくれて
いるような気さえします。
高木さんの「宮本常一を通じて、みんながつながっていければ」という言葉が宮本先生から
かけてもらったようで一人で感極まってました。
宮本先生のふるさとに東京諸島の方々を、お連れしたことを宮本先生は喜んでいただけたかなと思います。
いよいよ3日目、最終日です。
『島のむらマルシェ』実行委員長、内田健太郎さんから、移住した際の地域の方のお力添え、
移住を決断した要因など、移住者の生の声をお話いただきました。
縁もゆかりもない青年を受け入れる周防大島の人々の話を参加者さんは興味深く聞いていらっしゃいました。
『なぎざ水族館』の学芸員、内田博陽さんからお話を伺いました。
『なぎさ水族館』は周防大島大橋から車で60分近くかかる周防大島の最東端にある小さな水族館で、
展示魚も少ないですが、来館者は年間を通じて安定しています。
小さな施設だからこそお客さんに喜んでいただける仕掛けがいっぱいです。
その仕掛け人内田さんにご案内いただきました。
最後は各島のみなさんが、3日間の研修で学んだことをグループに分かれ、
ディスカッションをし発表されました。
みなさんの熱量に圧倒され、こちらも本当に刺激になりました。
うちの島のみんなの話を聞いて、「田舎がイヤだ」と思ってふるさとを離れても、
何かのきっかけで自分の育った地の良さを知り、帰りたいと思うきっかけになる
起爆装置を子ども達に仕掛けることができればとあらためて思いました。
参加してくれた島のみなさんお疲れ様でした。
島の仲間と島の仲間が繋がった最高の3日間でした!
ご協力いただきました、周防大島の皆さんの優しさに助けられた視察受け入れでした。
地域力に感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さん本当にありがとうございました。
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