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天才・上岡龍太郎

こんにちは、いずたにです。

上岡龍太郎さんがお亡くなりになりました。
今の若い方は名前も知らないでしょうね。2000年に芸能界を引退されてから、数えるほどしかお姿を拝見する機会がなかったので。

大阪は吉本新喜劇以外にも、土日のお昼間は関西ローカルのバラエティ番組がたくさんありました。
「ノックは無用」、「花の新婚カンピューター作戦」(「ラブアタック」は日曜の午前だったかな)。
司会は上岡さんでした。本当に流ちょうな語り口で、番組の進行をしながらゲストを立て、ノックさんをツッコみ笑わせてもらっていました。
小さい頃のイメージは番組冒頭の自己紹介で言う「私が天才上岡龍太郎です」というのが印象的で、自分で天才て言うてるわー。賢そうやけど。というイメージ。

それから、中高生くらいになると「EXテレビ」、「鶴瓶・上岡パペポTV」がはじまり、このころには上岡さんが大好きでした。
流れるような話芸、豊富な知識、そこに屁理屈や理不尽を織り交ぜて笑わせてくれた。唯一無二の芸風。
このころの上岡さんは今の僕より若い。毎年、自分の年齢を考えるときに
「上岡龍太郎は今の自分より若い時から知識量も話術もすごかったよなぁ。オレ、全然成長してないなぁ」
などと、比較するのはおこがましいのですが、それくらい尊敬する芸人さんなのです。
引退後の上岡さんのご挨拶
が載った「話芸一代」も持ってます。

引退後、ノックさんのお別れ会での、献杯のあいさつは本当に完璧で、起承転結があり、笑いと感動があり、かつ時間は正確に5分でまとまられていて、今まで何度見たかわからないくらい見ています。その都度泣くんやけど。

芸風は違うけど、自分の大好きな芸人さんトップ3は上岡さんと紳助と松ちゃん。紳助と松ちゃんは上岡さんの系譜やなと思っています。

81歳なら大往生やし、テレビで20年以上見ることができなかった人ですが、それでも寂しいです。
とても届きませんが、上岡先生のように話せるようになりたいと願わない日はありません。

上岡龍太郎さんのご冥福をお祈り申し上げます。

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