ブログ

田舎暮らしは計画的に

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。

旧ブログで書いた田舎暮らしのFP記事だけこちらに編集して再アップしていきます。

現在、地方創生の予算を持った各自治体が、いろんなサービスを実施しています。その一つに金銭面での支援、手厚い奨励金や補助金があります。

移住を決めた地域にこういった奨励金があるなら使わない手はないですね。ネットや雑誌の田舎暮らしの特集では必ず奨励金・補助金の情報があります。必要とされる情報ですから当然です。
例えば3年間、5万円の補助があれば合計180万円ですから大きいですが、当然ながら奨励金があるから移住先を決めるなんてことのないように。

ちなみに周防大島町はありません(個人的にはないことに賛成です)。

奨励金や補助金はあるなら活用するべきですが、真剣に移住を考えるなら、それを念頭に入れず計画すべきかなと個人的には思います。
計画する際には短期、中期、長期のライフスタイルを設計しましょう。

子育て世代なら、教育費のことを考え(短期~中期)、お子さんの独立後は老後資金のことを考えなくてはいけません(長期)。
家賃や食費など都会より抑えられる項目がある反面、例えば教育費だと、近くに学習塾がない・大学は遠方などの理由で費用がかかる傾向があります。

老後に関しては生活資金は当然として、平均寿命ー健康寿命の差をどう過ごすのかも考えておくべきです。
介護状態になった場合、施設を利用するのか、親族に頼るのかでかかる費用が変わります。子供から離れて暮らす場合、子供にかかる負担も考慮しなければなりません。

早い話、都会であろうが田舎であろうが考えないといけないことは同じです。なのにこの辺を理解されていない方が多いです←重要!

そういったことを踏まえて移住を考えてください。

ちなみにファイナンシャルプランナーであるワタシは、みなさんの移住の夢をどうすれば実現できるかを窓口でご相談にのります(周防大島独自の無料サービス!)。

一時的な奨励金や補助金と、家計の見直しで1万円節約し継続するのであればどちらが効果的なのかは明らかなんですけどね。

移住も冬の登山も「軽いノリ」でしないように。

ではまた!

関連記事

  1. 令和3年度地域別最低賃金です
  2. 令和2年度地域別最低賃金
  3. 地方移住の家計相談
  4. 地震への備え
  5. 痴漢冤罪保険が注目されいています
  6. 子育て世代が田舎暮らしに必要な年収の簡易試算
  7. 平成29年度地域別最低賃金
  8. 「AERA」にコメントさせていただきました

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Facebook

PAGE TOP