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9.移住フェアのワンポイントアドバイス

東京や大阪で開催される移住フェア。全国からたくさんの自治体が出展しますから、いろんな移住候補地の話が一度に聞ける有意義なイベントです。
とは言え、限られた時間を有効に使いたいところです。
そこで、オンラインでもリアルでも共通の、移住フェアの回り方のワンポイントアドバイスを紹介します。

○移住フェアにて
1.どんな暮らしがしたい?~ライフデザインを考える~
全国各地から出展団体がいると、特色は様々です。ですが、最終的に決める=住むのはあなた自身です。
まずは田舎でどんな暮らしがしたいのか。山あいがいい、海の近くがいいなど、ある程度イメージを作りましょう。たくさんある出展団体の話を全部聞くことは不可能ですし、かえって目移りして判断が鈍ることだってあります。(なのでフェアに来る前に予習をお勧めします)

2.知りたいこと、聞きたいことは事前にまとめておきましょう!
担当者さんは丁寧に大切なことを説明してくれます。仕事に空き家バンク、家賃補助のことなど。
でも、それ以外にも医療のこと、学校のこと、地域住民の移住者に対する理解度など大切なことはたくさんあります。
何を聞いて良いかわからない場合、はじめに先輩移住者さんが相談に乗ってくれるブースを訪ねましょう。先輩移住者さんならではの説明をしてくれる可能性が高いです。
そこで説明してもらったことを基本に、フェアを回りましょう。
せっかくフェアに来てネットで調べれば出てくるような情報しか入手しないなんてもったいないですよ!

ついでに、移住体験ツアーなどについても少し書きますね。

○移住体験ツアーなど訪問時
1.一人でも多く友人を作る。
初めて訪れた土地では誰に相談していいかもわかりません。そんな状態では移住できませんよね?
だからこそ先輩移住者や地域の人とたくさん会話をして、仲良くなりましょう。
移住体験ツアーなどに友達と参加した場合、せっかく地域の方がいるのに会話しないのはもったいないです。
友達とはいつでも会話できます。積極的に地域の方と交流しましょう。
知らない土地を、知り合いが住む土地に変えることは大切です!

2.先輩移住者を見つけよう。
どこのツアーでも先輩移住者との交流がプログラムに組まれています。でも例えば 20 代女性と60 代男性では、抱える悩みも違えば、価値観、趣味も違います。同姓・同世代の方なら悩みなどいろんな事で共感しあえる部分がたくさんあります。
移住した先に同世代の友達がいれば心強いですよね。

3.できれば何度も足を運びましょう。
候補地がいくつかできてあちこち訪問したら、一番気になるところを決め、あとは何度も通いましょう。
あちこち訪れるより一カ所に決めて訪れて人間関係を強くしてはいかがでしょうか。
田舎はどこも素敵ですが、最後の決め手は、そこで暮らす人たちとのつながりができたからというケースが多く、またそのような方が田舎暮らしを成功させています。

きれいな景色に憧れるのはイケメン俳優にウットリするのと同じです。
見た目で選ばず、しっかりと相手(移住候補地)との時間と思いを重ねてから移住しましょう!

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