こんにちは、いずたにです。

先日、山口県光市で強盗未遂がありました。全国各地で強盗事件を起こしている匿名・流動型犯罪グループ（匿流＝とくりゅう）が関連しているのではとのことですが、幸い巡回中のおまわりさんが職務質問したことで防げたみたいです。
お年寄りが暮らす一軒家を狙っているので、田舎は対象にされてもおかしくないとは思っていましたが、光市ということで、本当に他人事ではないなと思います。

ニュース見てると、少し前の闇バイト強盗と違う感じがします。
以前はお金持ってそうな家を狙ってた(情報を持ってたっぽい）のに、最近は被害額を見ても少額で、ごく普通の一般家庭が狙われている気がします。儲けよりもセキュリティの甘さを優先しているのか？本当に不安になります。

富豪でもない、ごく普通の家庭も狙われているとなると、みなさん心配だと思います。
ですので、ネットで見つけたのですが、標的を探す人と、受け答えした人のやり取りを紹介しておきます。
防犯にお役立てください。

〇どうやって対象を見つけてるのか
一軒家に、作業着の若い男が回ってくるそうです。
そして、
「道路の水道の修繕工事をするからあいさつ回りさせてほしい」
「自分らは始めたばかりでわからない。親方にこのエリアに回るよう言われただけ。」
「水道管を傷つけると水が出なくなるから説明して回ってる。回った証拠に外観を撮影してる。」
「問い合わせ先の書いたチラシは後で配布する」
「お年寄りは説明しても忘れたりして驚くかも知れないから、家に上がらせてもらって、水道が出る部屋の写真を撮らせてもらってる」

こういったことを言ってくるそうです。
しかし、いつ工事なのか？通行止めは？時間は？範囲は？など聞いても答えられないとのこと。
水道工事などは自治体が発注するので、いつからいつまでと期間は必ず決まっています。
そもそも対象地域に書面で通知が先にきます。

このやり取りをした男性によると、
「作業着がキレイから不審に思い確認したら、定時制高校に通う16歳だった」
「言われたエリアを回るだけで日給1万円を手渡しでもらえるから何度かやってる」
と、不審な訪問者は言ってたそうです。彼らは闇バイトをしているとは思っていないんですね。
高校生だと、水道工事の説明のバイトと聞いて疑うことはないと思います。大人だって、そんなものかなと思ってしまうかもしれませんから。

振り込め詐欺がどんどん形が変わったように、この件もまた違う形になると思います。
ですが、今現在の手口だけでも知っておいて防犯に役立ててください。
本当に物騒な事件です。こんなことに巻き込まれないように気をつけましょう。