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こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。
先日、都市部に住む男性と会話していると「周防大島にショッピングモールを誘致したい」と言われました。
確かに雇用も生まれるし、経済効果も期待できるでしょう。
で、島で起業された移住者さんのお店は負けて、大島大橋が毎週末渋滞になって、結果として今の魅力がなくなった残念な島になるでしょう。
ないものをお互いに欲しているだけかも知れませんが、外部の人が移住や観光で訪れるのは、文化に惹かれるところが大きく、ローカルの人は文明に魅力を感じることが多いです(ここでいう「文化と文明」の定義については司馬遼太郎さんで検索してください)。
地方に文明が持ち込まれれば何かと便利になります。
しかし、それはコンビニなどの生活レベルの文明=個人に作用であって、大型商業施設は環境に作用するので慎重にならないと。
それでもやっぱり文明は便利ですので、文化を大切にしながら取り入れることができればなと。
このあたり「聖」と「俗」に通じますね。文化が聖で文明が俗みたいな。
文化があるっていいことです。文明があるっていいことです。
インターネットというこれ以上ないと言っても過言ではない文明が地方にもある今、あとは無理に都市化せず、文化を紡いでいくことを考えていきません?
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