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こんにちは、いずたにです。
本日のテーマ、今後避けて通れない話です。
人口減少は、我々の生活に必ず影響します。企業もまちもまわらなくなります。
地方から企業が撤退すれば生活は不便になります。そうなれば人はどんどん便利なまちへ流れます。
定年退縮する年齢は引き上げられるでしょうし、人手が足りない建設業や運転が必要な業界が、判断力が低下しつつある高齢者を採用せざるを得なくなり、事故が増えることも考えられます。
不動産業者は商売ですから、買い手のつかない土地を買ってくれるなら誰でもいいので、外国人にでもお構いなくどんどん売るでしょう。そうなれば所有者の自由ですから、望まないような都市開発をされたところで誰も文句を言えません。
そうならないために、外国人を移住させてまち・国を維持するのか。
外国人移住者が増え、コミュニティを形成すれば、その地域は日本人が住みづらくなるかもしれません。
こういう意見は閉鎖的・保守的で国際社会から取り残される要因になると批判されるかもしれません。
しかし、同じ日本人による国内間移住でトラブルが起きるのに、外国人ならそれ以上の問題が発生しないわけがありません。
今、日本で暮らしている外国人の方はたくさんいますし、トラブルなど起こさない方のほうが当然多いです。
これは国内間移住者にも言えることです。大半は常識ある方々です。
ではトラブルを起こさない方と、起こす方の違いは何か?
まち・国の文化に関心があるか否かです。
そのまちが好きになって移住する方は、まちの文化を受け入れて理解しようとします。これは外国人も同様、日本の文化が好きで移住し、興味を持って受け入れます。
しかし、経済的理由など、好きでもなく移住する方は、文化への関心が希薄です。
だから私は補助金で移住者誘致することに賛成できないのです。地域にまったく関心のない人がどれだけ増えても田舎が活性化されることなんてありません。
移住者が地域に増えてくれば、移住者でコミュニティを形成するでしょう。その場合、文化が違う者同士で尊重しあえるのか。
これらは偏見で言っているのではありません。見て聞いて、経験したことです。
グローバリゼーションをうたう方々は、国や地域の文化というものをお金にならないからと、軽んじていらっしゃるように感じます。だからといって「文化をマネタイズする」などと息巻かれても困りますが。とりあえず何でも横文字使いたがるのは恥ずかしいです。
国内間移住は、将来の外国人移住施策に向けた試金石なのです。
移住者とうまく共生している田舎、問題を抱えてしまった田舎に目を向けてください。いろんなことに気づきます。
人口減少は他人事ではないのです。自分が死んでからのことなんて知らないよとは言えないです。
私が死んでも、子どもはこの国で暮らすから(海外移住も選択肢ですが)。
子どもたちのために、大人ができることを今のうちに取り組みます。
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