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ローカルルール

こんにちは、いずたにです。

地方移住に限らないと思いますが、知らない土地へ引っ越すと、その地域の風習・慣習があり、それを知るということが大事になってきます。
いわゆるローカルルールです。

公的なものだとゴミの分別なども地域によって細かく決められていることがあります(理由は焼却炉の火力の違いなど)。面倒でも当然守らなければなりませんし、いやなら家庭ゴミを出さない工夫をすべきでしょう。

身近な生活の中には見習うべき風習・慣習があります。
例えばあいさつ。小学校で学ぶような当たり前のことで、コミュニケーションの第一歩ですし、声を掛け合うのは大切なことです。

しかし、都市部で近所と関り合いを持たない暮らしをしていた人は、面識のない人とすれ違っても悪意なく素通りしてしまうことがあります。地域によっては「あの人は挨拶をしない人」と噂を立てられるような事態になり、無意識にとった行動で住みづらくなる可能性があります。移住する前から気をつけましょう。あいさつをするのは当然です。

しかし、時には困惑することもあるかもしれません。
特にプライバシーや個人情報に関する部分は、全国各地で耳にする、「移住して困ったあるある」です。

どんな人が移住してきたのか心配だからいろいろ聞きだしたい気持ちはわかります。「こんな不便なところに引っ越してくるなんて、まさか犯罪をして逃げてきたの!?」と思う人だっているでしょう。
しかし、下世話な井戸端会議のネタにされたら移住者はたまったもんじゃないです。

個人情報保護法のもと、正論を述べることはできますが、自分が何者か知ってもらうことで、地域で役に立つ機会を得ることもあります。この辺はうまく立ち回りたいところです。

ローカルルールは全部守らないといけないと思いません。地域によっては存在していたらしい夜這いのような風習は実際なくなるわけですし。逆に残すべき風習は当然移住者も守るべきだと思います。
そして、徐々に変えていくべき風習もあります。ただ、それを頭ごなしに「こうすべきです」なんて提案をしてしまえば、話はこじれてしまいかねません。

ちなみに地域おこし協力隊で移住された方は、地域のためにと使命感に燃えていると思いますが、慌てて押し付けにならないようにしましょうね。
毎日さばの味噌煮定食を食べてる人に、美味しいからといって目玉焼きハンバーグを提供しても、受け付けてくれないかもしれません。でも和食から洋食の変化は受け付けなくても、ぶりの照り焼き定食なら食べてくれるかもしれません。

地域のために。みんなのために。

せっかく移住するなら「移住してよかった」と思いたいですし、「あなたが来てくれてよかった」と言われたいですね。

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