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お金がかからないと言われる田舎暮らし・島暮らし。都会に比べ使う機会・場所が減るため支出は減ります。
しかしすべての科目で減るわけではありません。
例えば食材にしても、大型スーパーと近くの地元商店街なら、当然大型スーパーが安いですが、大型スーパーが近くになければ高い商品を買うことになります。
そして電車・バスの本数が少ない田舎では車が必須になり、燃料費・維持費がかかります。
生活の基本となる「衣食住」と「仕事」で考えてみましょう。
衣・・・個人の趣向次第で支出増減どちらにも。着飾る機会は減りますが・・・
食・・・家庭菜園など自給自足で支出減。
住・・・都会より家賃が安い物件を借りる、または安い古民家を購入すれば出費減。周防大島のように空き家が見つかりにくい地域では、努力とタイミング。
生活用品・・・近くに安売り店がなければ支出増。
職・・・都会の定職より収入減。半農半Xや起業する場合、アイデア次第で成功する。都会にあって田舎にないビジネスで成功すれば収入増にも。
食費に関してよく言われるご近所さんからのおすそわけですが、何もしなくてももらえると思わないように、移住希望者に教えましょう。
いただいた場合は、地域づくりのお手伝いなどできることでお返しすることも教えておかないと、何もしない方がたまにいます。
仕事に関しては、まずは今までのスキルが活かせるか考えましょう。
全く活かせないと思っても、田舎は都会以上に「ニッチ」があります。
移住希望者だけで考えず、地域の人にその人のキャリアなど話してみると仕事をもらえたり思わぬアイデアがもらえることがたくさんあります。
個人的には都会より田舎の方がビジネスチャンスは眠っていると思います。収入は減るかもしれませんが、お金に換えられないやりがい、充実感が得られます。
一番良いのは現地に足を運ぶことですが、周防大島では定期的に開催しているお試し暮らしツアーで空き家や仕事の情報収集、スーパーの物価チェックなども行えます。
お金は大事です。ただしおすそわけに対しての地域貢献のように、お金がすべてと言うわけではありません。支え合いや工夫をすることのほうが田舎暮らしでは重要です。
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