TEL0820-72-1441
こんにちは、いずたにです。
山口市の「生涯活躍のまちづくり構想(日本版CCRC)」のお手伝いをさせていただきましたが、その流れで来年2月に山口県立大学で開催されるフォーラムにも参加することになりました。
当日は三菱総研から講師が来られます。三菱総研は日本版CCRCの骨子を作ったところじゃなかったかな?
で、半年間がっつりお手伝いしましたが、実は当初、この仕事はお断りしようと思ってました。
というのも、はじめに日本版CCRCのことを人づてやニュースで知った時
1.都会の老人が入居する施設が足りない(待機老人問題)。
2.地方には空きがある。かつ、過疎で移住させたい(地方の過疎化)。
3.じゃあ、地方になじめるように元気なうちに移して、地方のために役立てましょう。Win-Winだよね♪
と聞いたのです。
で、何にひっかかったって?
1番目に「都会の~」と都会の問題が一番にきてない?地方で展開するのになぜ地方じゃないの?
地方のためじゃなくて、都会の救済?
って思ったのです。
でもこれは「中央の目線で作られたものを、地方の目線で、その地域に合わせて活用する」ということを実践して、地域の方のプラスにする機会なので関わらせていただきました。
ちなみに、省庁が施行すると決まったら変わらないなんてことは、金融業界にいたときに散々経験しました。一人の営業マンにそんなものをひっくり返す力はないわけで、できることは、「批判、愚痴を言うよりルールの中でお客さんのためにサービスを提供して、会社のために利益を出す努力・工夫をする」ことです。
垂直思考で練られたものを、水平思考で展開する。
このプロセスをふまずに、垂直思考のまま落とし込むと失敗するんじゃないかなと思います。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。