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こんにちは、いずたにです。
東京には全国各地からいろんなものが集まります。 日本の中心ですので当然と言えば当然です。大阪出身の私が上京した際、毎回感じるのは、大阪は日本の大都市ですが、東京は世界の大都市だということです。あらゆる面で規模が違います。
東京から全国にとどまらず、世界へ発信される情報。その情報も使い捨てのように次から次へと、新しいモノへと更新されます。圧倒的消費スピードです。
そして消費されるのはモノだけでなく、人も消費されています。
ムダのない合理的資本主義、商品化した心のこもっていないサービス。
労働環境を改善するためにパワハラに対して声をあげることは良いですが、過度に反応したり、逆手に取る人があらわれ、小さな商店主が困ってしまう現状。心が疲弊してしまうのも納得です。
住みやすくするために権利を主張して、かえって住みづらくなっている気がします。
その点、田舎はその波が到達していないためか(笑)、まだまだ住みやすいと思います。自分の権利を主張はしますが、お互いを尊重する昔ながらの日本の良き風習が残っています。
ですので、都会暮らしに疲れたら田舎暮らしをおすすめします。
・・・とは安直に言いません。
それでも東京をはじめとする都会の暮らしは便利だからです。
電車・地下鉄・バスなど交通事情が違いますし、買い物にも不便がありません。福祉医療も充実していますし、仕事を探すにしても職種が豊富です。
極論ですが、お金さえあればとりあえず何でも手に入れることができます。
何でも揃っている、次から次へと出てくる新しい情報があるということは、与えられる受け身の部分があるということです。
田舎に住む場合は対極で、交通も買い物も不便、仕事はあっても職種は少ないです。ないもの・足りないものが多いから工夫する、考える機会が多いです。
ですので、積極的にやりたい事があって、自分で考えていろいろしたい方には、田舎暮らしは退屈のない、毎日が楽しい暮らしになるかもしれませんが、何も考えず受け身で暮らしたいという方は、東京での暮らしのほうが合っています。
過度なサービス、便利な暮らしに慣れすぎた「サービス依存症」から抜け出したいなら田舎はおすすめですが、そうでないなら東京に留まる方がよいかもしれません。
そうではなく、与えられる情報、消費するだけの暮らしに違和感を覚えるなら、ぜひ田舎を知って下さい。
あなたの違和感に対する答えがそこにはあるかもしれません。
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