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韓国の話、続編です。
明けて2日、9月に大島で会って以来のホン教授と再会。フォーラムは午後からということで、まずは教授の勤める木浦国際大学へ。入口に今回のフォーラムのポスターが貼ってありました。
ポスターの具合から見て、単なる学生さん向けの会ではないことは理解。
その後、海洋博物館に案内していただきました。木浦近郊は海流が強く、昔から船が難破したそうです。それらを引き上げて展示されてました。
それから「国際緑の島フォーラム財団」の理事や要職の方々と会食。こちらの財団が主催する会議のようです。
会食も無事に終わり会場へ。会場は宿泊先のホテルでした。よく見ると道のあちこちやホテルにもフォーラムの横断幕が。規模の大きさがわかります。
来賓は別の部屋に招かれてティータイム。日本(ワタシ)以外にデンマーク、オランダ、中国の方がスピーカーです(ベトナムの方はビザの都合で来られず)。各国に通訳がつきました。
そしてなんと全羅南道のイ・ナギョン知事が。しかも真っ先にワタシのところに来られ日本語で話しかけてくださいました!
周防大島代表どころか日本代表です。一番の失敗がこういう場だと理解せず渡航したために名刺が日本向けしかなかったこと。日頃外国人と名刺交換しないから作ってないんです。情けない。
それからいよいよ会場へ。
私の右側が通訳の女性。左がデンマークのマイケルさん。写真左手前にはイ知事がいらっしゃいます。
そして国際緑の島フォーラムスタート。
イ知事が壇上でお話されているのにみんな横を向いています。これは各国の言葉でスピーチの原稿が袖に表示されているためです。
で、各国の事例プレゼンが始まりました。まずは中国。プレゼン内容がわかるように、通訳の方とは別に同時通訳のイヤホンまで用意されてました。
テレビでしか見たことないです。
2番目のプレゼンがワタシ。いよいよです!
壇上から見た会場はこちら。
200名ほどいらっしゃいました。ホン教授からリクエストのあった「回帰」をまずは紹介。
それから周防大島のこと、架橋されたことによるメリット・デメリット、合併後の動き(周防大島ドットコム、みかん鍋、サタフラなど)、経緯に至る日本の背景、そして今の動きと私の取り組み。
夜の懇親会では「韓国の離島の問題と照らし合わせて一番参考になった」と関係者の方々からたくさんの言葉をいただきました。動画も素晴らしかったと高評価でした。願わくば会場後方にいた韓国の学生さんたちにどのように映ったのかが知りたいです。
2日目は韓国の方の研究報告。日本の離島振興法など研究されていて興味深かったです。それからエコツーリズムや移住促進など。同じ問題を抱えて取り組んでらっしゃいます。とても共感しました。日本の若者の田園回帰は韓国も求めているものなんでしょうね。それから島にも行きました。
3日目の閉会式は帰国時間があるため、参加できず。
いろいろあってバタバタしましが、本当に貴重な経験をさせていただきました。全羅南道の方々には周防大島=日本に興味を持っていただけたと思います。
余談・4日の夜帰国して、5日は「イルミネーションフェスティバル」にジョイナスバンドとして3度目の出演をさせていただきました(このために早く帰ってきた笑)。
気温のせいじゃなく、手作りの地元の小さなお祭りがあったかかったです。ビンゴ大会の後ろでBGM代わりに小さい音で演奏してたら子どもが寄ってきて興味津々。「かっこいい!」って(笑)
昔、自分がギターを弾いてる大人を見て憧れたように、子どもがギターを始めるきっかけになれたら嬉しいです。
どんな仕事するよりこういうことが一番幸せです。
以上、旧ブログと合わせても一番長文で画像を貼りまくったお話でした(笑)
ではまた!
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